これまでに開催した特別展覧会、クローズアップ展示をご紹介します。
2024年
2024年9月21日(土)〜11月24日(日)
【秋の特別展】 悠久のペルシア ー技・美・伝統ー
現在のイランの地に華開いた文化について、伝統や技術の革新に焦点をあて、土器、陶器、ガラス、金属製品、コイン、絨毯などのさまざまな資料をもとに紹介しました。併設展として、自由学校ペルシア書道教室の講師と生徒さんの作品展「ペルシア書道へのいざない」を開催しました。
2024年7月13日(土)〜9月8日(日)
【夏の特別展②】 聖書の世界 ―伝承と考古学―
世界で最も広く読まれていると言われる「聖書」。そこにはいつ、どこの、何が書かれているのか。「聖書」に語られる時代の人々は、どのような暮らしをしていたのか。考古資料、文書、書籍を通して「聖書の世界」をかいま見ていただきました。
2024年7月13日(土)〜9月8日(日)
【夏の特別展①】 古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム
「子どもミュージアム」展第2弾開催!ワークシートを使って、館蔵品展コーナーを探検。 展示室内には、古代オリエントで発明された道具や技術を実際に体験できるハンズオンブースも設置。 見るだけでなく、「触ったり」「使ったり」しながら、古代オリエントの世界を探ってもらいました。
2024年4月27日(土)〜5月6日(月祝)
【クローズアップ展】 オリ博スペシャルウィーク:さわってたのしむ! おもしろオリエント
子供から大人、そして目の見えない方々にも楽しんでいただける展示やイベントを集めた特別企画を開催しました。
2024年1月4日(水)~2024年1月31日(水)
【新春特集展示】 干支:辰
新年の干支にちなんで、古代オリエント博物館の所蔵品とパネルで、メソポタミアやギリシア・ガンダーラのドラゴンを紹介するミニコーナーでした。
2023年
2023年12月2日(土)~2024年1月31日(水)
【クローズアップ展】 イラク・クルディスタン:文化遺産保護と考古学研究のはざま ‐日本調査団の成果を中心に‐
2016年以降、イラク北部クルディスタン地域で中部大学が中心となり進めているヤシン・テペでの発掘調査の成果や、同時に進めているスレイマニヤ古物文化遺産局、スレイマニヤ博物館への支援といった文化遺産保護活動について、ポスター、映像、模型などを使用してご紹介しました。
2023年9月23日(土)~2023年11月19日(日)
【秋の特別展】 おまもりとハンコとコイン
古代エジプトのスカラベや護符、メソポタミアの円筒印章やスタンプ印章、そして古代オリエントに生まれ、東西にまたがって流通したコインは、小さな工芸品ではあるものの、政治、宗教、経済、人々の日常生活など、当時の社会について莫大な情報を我々に伝えてくれます。 本展覧会ではこれらの偉大なる小さきものたちを、古代オリエント博物館の所蔵資料を中心にご紹介しました。
2023年7月15日(土)〜9月10日(日)
【夏の特別展】 西アジアのいきもの
今から一万年前の西アジアで麦畑を耕し、山羊などの家畜を飼育する生活が始まりました。この新しい生活スタイルは、西アジアの人々といきものの関係を大きく変え、今日の暮らしの礎を築くきっかけの一つになりました。先史から中世までの動物と植物を表現した所蔵品を、動物園をイメージして集め、いきものと私たち人間をめぐる歴史と文化について紹介しました。
2023年4月22日(土)〜5月7日(日)
【クローズアップ展】 オリ博スペシャルウィーク:さわってたのしむ! おもしろオリエント
子供から大人、そして目の見えない方々にも楽しんでいただける展示やイベントを集めた特別企画を開催しました。
2023年2月6日(土)〜3月26日(日)
【クローズアップ展】 イスラエル国レヘシュ遺跡の発掘調査
イスラエル北部にあるレヘシュ遺跡では、2006年以来、日本隊による発掘調査が続けられています。今回は第二期調査(2013~2017年)で明らかとなった、後期鉄器時代(紀元前8世紀~前6世紀)の大型建築物や、ローマ時代初期(1~2世紀)に年代付けられるシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の発見を中心に、新たに得られた成果をポスターや模型、映像でご紹介しました。
2023年1月4日(水)〜1月31日(火)
【新春コーナー展示】 干支:卯
新年の干支にちなんで、古代オリエント博物館所蔵・寄託資料のなかから、ウサギに関係する資料を紹介しました。インターネットミュージアムの干支アワードでは、エントリー全70点のうち、15位となりました。
2022年
2022年12月10日(土)〜2023年1月30日(月)
【クローズアップ展】 エジプト・アコリス出土のミイラ
エジプト・アラブ共和国に位置するアコリス遺跡には、古王国時代からローマ時代後期(コプト期)までの三千年にもおよぶ人々の生活の痕跡が残されています。日本の調査隊が1981年から始めた調査によって、三千年前の集落や石灰岩の採石場、墓地が見つかりました。墓地からはおよそ100体の人骨とミイラが出土しており、新しい試みとしてCTスキャニングによる調査が行われています。この小企画展では日本隊によるアコリス遺跡の調査成果と、ミイラのCT画像解析によって得られた最新の調査成果をパネルと動画で紹介しました。
2022年9月23日(金・祝)〜11月27日(日)
【秋の特別展】 ヒンドゥーの神々の物語
本展では、長年にわたりインド大衆宗教図像を蒐集してきた黒田豊コレションを核に、ヒンドゥーの神々のイメージの変遷を古代から現代までたどりながら、ヒンドゥーの神々とその豊穣なる世界観をご紹介しました。
2022年 7月 16日(土)~ 2022年9月 11日(日)
【夏の特別展】 大航海時代へ —マルコ・ポーロが開いた世界—
モンゴル帝国と大航海時代。この二つの大きな時代は、マルコ・ポーロと彼が残した『東方見聞録』を一つの結節点として繋げることができます。本展では、シルクロードの発展から、モンゴル帝国の時代、そして大航海時代を、天理参考館と天理図書館の貴重な所蔵品を一堂に会し紹介しました。
2022年 4月 23日(土)~ 2022年5月 15日(日)
【2022年春の特別企画】 オリ博スペシャルウィーク:おもしろオリエント!
触って楽しむ展示や体験コーナーが盛りだくさん! 子供から大人、そして目の見えない方々が楽しんでいただける展示、イベントをご用意しました。
2022年 2月 5日(土)~ 2022年2月 28日(月)
【クローズアップ展】 廃墟からの希望 ―復活したシリア パルミラの彫像―
2015年にISにより無残に破壊されたパルミラ遺跡(シリア)出土の彫像は、日本による国際貢献により修復が進められています。その人材育成研修や修復作業の様子を、パネルや映像で紹介しました。
2021年
2021年 12月 18日(土)~ 2022年1月 31日(月)
【クローズアップ展】 北イラクのマイノリティを訪ねて
現代中近東には、キリスト教を奉じるアッシリア人をはじめ、クルド人やヤズィーディーなど、今なお独自の文化習俗と信仰を守り続ける人々が暮らしています。彼らの実生活を撮影してきた田村公祐氏の写真や彼らの手で作られた衣装などを通して、中近東世界の多様性を反映するマイノリティの伝統文化を紹介しました。
2021年 10月 2日(土)~ 12月 5日(日)
【秋の特別展】 女神繚乱‐時空を超えた女神たちの系譜‐
女神への祈りは、人類誕生以来存在し続けたと言われています。考古資料と文字資料の双方を用いて、最新の研究成果に基づき、いにしえの時代から現代に至るまで、古今東西で崇拝された女神たちの系譜をたどりながら、人類史における女神信仰の存在形態とその意義を問いかけました。
2021年 7月 17日(土)~ 9月 23日(木祝)
【夏の特別展】 「古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム」&「金銀銅に魅せられて」
子どもから大人まで古代オリエントについてたのしく学べる展示(展示1)と、古代から現代まで人々を魅了してきた金銀銅という素材に焦点をあてた展示(展示2)の2つを展示しました。
2021年 2月 6日(土)~ 3月 28日(日)
【クローズアップ展】 ヨルダン川の彼方の考古学 —ヨルダン考古学最新事情ー
主に日本の調査団が調査しているヨルダンの古代遺跡を通じて、その知られざる古代史像をパネルを中心に紹介するとともに、ペトラ遺跡をはじめヨルダンと日本の文化遺産協力についても展示しました。
2021年 1月 4日(月)~ 1月 31日(日)
【新春コーナー展示】 干支:丑
新年2021年の干支にちなんで、古代オリエント博物館所蔵・寄託資料のなかから、牛に関係する資料を紹介するコーナー展示でした。
2020年
2020年 12月 12日(土)~ 2021年1月 31日(日)
【クローズアップ展】 イスラエル、ガリラヤ湖畔の遺跡 -ヒッポスとエン・ゲヴ-
イスラエル北部ガリラヤ湖畔にあるヒッポス、エン・ゲヴ両遺跡でのイスラエル隊・日本隊による調査・研究成果を、パネルなどで紹介しました。(協力:鎌倉女子大学牧野研究室、国士舘大学イラク古代文化研究所)
2020年 10月 31日(土)~ 12月 6日(日)
【クローズアップ展】 オリ博の女神たち
古代オリエント博物館所蔵資料の中から、女神に焦点を絞ってご紹介するミニ展示でした。
2020年 9月 5日(土)~ 10月 25日(日)
【クローズアップ展】 エヌマ・エリシュ 古代メソポタミアの天地創造神話
古代メソポタミアの天地創造神話である『エヌマ・エリシュ』について、その内容やゆかりの都市バビロンの情報を、ポスターや模型、関連する館蔵資料等で紹介しました。
2020年 7月 18日(土)~ 9月 22日(火・祝)
【夏の特別展】 古代オリエントをたのしむ!子どもミュージアム
小・中学生の来館者に向けて古代オリエント世界の魅力をわかりやすくご紹介する展覧会でした。新型コロナウイルス感染予防対策をしたうえで、子供むけ解説パネルやマンガ、体験コーナーを設置しました。
2020年7月18日(土)~ 8月23日(日)
【クローズアップ展】 ペルシア書道へのいざない 1文字から4行詩へ、楷書から草書へと続く書の道
古代オリエント博物館自由学校「ペルシア書道教室(講師:角田ひさ子)」の講師・生徒の作品を通して、ペルシア書道を紹介しました。
2020年 2月 22日(土)~ 3月 2日(月)
6月1日(月)~ 7月12日(日)
【クローズアップ展】 バハレーンで古墳を掘る-バハレーン、マカバ古墳群の調査
2016年度からおこなわれているバハレーン王国での古墳調査の成果をパネル、動画、模型等で報告しました。新型コロナウイルス対策として会期途中で臨時休館に入り、再開館後に会期を延長して開催しました。
2020年 1月 18日(土)~ 2月 16日(日)
【クローズアップ展】 日本・イラン60年の歩み —考古学調査と文化遺産保護の協力—
日本・イラン外交関係樹立90周年を記念し、考古学分野・文化遺産保護分野において行われてきた両国の共同研究や協力活動の足跡を紹介しました。
2019年
2019年 12月 7日(土)~ 1月 13日(月祝)
【クローズアップ展】 祈りの聖地・エルサレム -中野晴生写真展-
伊勢神宮や日本各地の神社など、「聖地」を撮影のテーマとしてきた写真家・中野晴生が、ユダヤ教・キリスト教・イスラーム教の聖地であるエルサレムで撮影した写真を、パネルで展示しました。
2019年 10月 5日(土)~ 12月 1日(日)
【秋の特別展】 しきしまの大和へ —アジア文華往来—
大和の考古学を80年にわたって主導してきた奈良県立橿原考古学研究所附属博物館の所蔵品の数々が集結しました。本展覧会では古代大和の出土品からみた日本列島の文化と国の成り立ち、そしてアジアやユーラシア大陸との文化交流をテーマに、時空を超えた壮大な歴史を鑑賞していただきました。
2019年 7月 13日(土)~ 9月 23日(月・祝)
【夏の特別展】 ギルガメシュと古代オリエントの英雄たち
古代オリエントの叙事詩の主人公ギルガメシュに焦点を当て、世界最古の都市文明であるメソポタミア文明での生活や発明、そして神話の世界や英雄叙事詩の後世への影響について展示しました。最近の「ギルガメシュ叙事詩」への関心の高さやサンシャインシティでのイベントもあいまって、大変多くのお客様にお越しいただきました
2019年 6月 8日(土)~ 6月 30日(日)
【クローズアップ展示】 危機にあるシリア文化遺産の記録
8年以上続く内戦で多くの文化遺産が被害に遭ったシリア。同地で調査を継続してきた筑波大学が、文化庁の委託を受けて実施したシリア文化遺産の記録事業の成果を、ポスターや映像などで紹介しました。最新の計測技術やシリア現地の情報など、多岐にわたる内容でした。
2019年 4月 26日(金)~ 5月 6日(月・振)
【春の特別企画】 オリ博スペシャルウィーク:おもしろオリエント
超大型連休に合わせ、大人向け、子ども向け取り揃えての体験教室やイベントを実施しました。講演会、ミイラ作り(疑似)体験、製作体験、変身コーナーなど、盛りだくさんでした。おかげさまで多くの方にお越しいただきました。
2019年 2月 9日(土)~ 3月 31日(日)
【クローズアップ展】 西アジア調査報告2018:南インドの巨石文化を掘る
日本隊の調査成果を紹介する恒例の展示です。今年度は上杉 彰紀氏(関西大学・非常勤講師/金沢大学国際文化資源学研究センター・客員准教授)を研究代表者とする「南インド先史文化編年の構築」プロジェクトの成果について、パネル、模型、スライドショーなどで紹介しました。
2018年
2018年 12月 8日(土)~ 2019年2月 4日(月)
【クローズアップ展】 ベツレヘム聖誕教会モザイク壁画の発見
イエス生誕の地に立つパレスチナの世界遺産、聖誕教会で行われている修復作業の様子を、モザイク壁画の新発見を中心に、パネルや映像でご紹介しました。協力:国士舘大学イラク古代文化研究所
2018年 9月 29日(土)~ 12月 2日(日)
【開館四十周年記念特別展】 シルクロード新世紀 — ヒトが動き、モノが動く —
「絹の道」を広義に捉え、シルクロードに関わる国内の考古・美術・歴史資料のうち主要なものを一挙に集成し、先史時代から中世・近代まで数千年にわたる地域間交流の一大パノラマを通観しました。開館四十周年にふさわしい規模の展覧会となりました。
2018年 7月 14日(土)~ 9月 17日(月・祝)
【夏の特別展】 オリ博 夏祭り!-古代オリエント博物館 誕生40周年記念祭-
古代オリエント博物館開館40周年記念の「前夜祭」!。コレクション展の展示を一部リニューアルし、様々な体験イベントも盛りだくさんでした。また「模型で見る古代オリエント」と「新収蔵品紹介」を特集展示しました。
2018年 4月 14日(土)~ 6月 4日(月)
【クローズアップ展】 はじまりはペルシアから ―古代イランの土と火の芸術―
株式会社九段建築研究所が所蔵する「中岡栄三コレクション」を通して、古代のイランで発展した土器、陶器を紹介しました。ゴールデンウィークにあわせたイベントも開催しました。
2018年 2月 10日(土)~ 3月 25日(日)
【クローズアップ展】 ブルガリア発掘調査の25年 -西アジア調査報告2017-
東海大学考古学研究室が四半世紀にわたり調査を続けた、ブルガリアのデャドヴォ遺跡での発掘・研究成果を、実際の出土資料やパネル、映像、模型などで紹介しました。
2018年 1月 12日(金)~ 2月 9日(金)
【新春コーナー展示】 干支・イヌ
新年の干支であるイヌは、動物の中で最も古くから人類との関係を築いてきました。古代オリエントの歴史や文化にとってイヌはどんな存在だったのか。当館の所蔵品からイヌに関する資料を特集しました。
2017年
2017年 9月 16日(土)~ 11月 12日(日)
【秋の特別展】 古代オリエント カミとヒトのものがたり -神話の世界へようこそ-
世界の始まりや物事の成り立ちを説明するため、人類が英知を絞って作り続け、受け継いできた神話。古代オリエントをはじめ、ユーラシア各地の古代神話にまつわる考古資料や美術品で、神話の世界を紹介しました。
2017年 7月 28日(土)~ 9月 10日(日)
【夏の特別展】 魅惑のランプ -古代地中海からヨーロッパ、アジアまで-
明るさ得るための工夫、インテリアとしての装飾など、古代から近現代に至るさまざまなランプを紹介。ランプによる明るさの再現や、製作教室も実施しました。
2017年 6月 10日(土)~ 7月 17日(月・祝)
【クローズアップ展】 シリア沙漠のベドウィン -𠮷竹めぐみ写真展-
写真家𠮷竹めぐみ氏が17年にわたり撮影を続けた、シリア沙漠に住む遊牧民ベドゥイン一家の暮らしを写真パネルでご紹介しました。
2017年 4月 1日(土)~ 5月 28日(日)
【クローズアップ展】 粘土板と印章 -紀元前13世紀ユーフラテス川沿いのエマル市-
平山郁夫シルクロード美術館所蔵のエマル遺跡(シリア)出土粘土板を通して、3000年前の都市国家における捺印や契約の実態をご紹介しました。
2017年 2月 11日(土・祝)~ 3月 26日(日)
【クローズアップ展】 西アジア調査報告:「南コーカサス地方で農耕の起源を探る」
東京大学によるアゼルバイジャンでの初期農耕村落遺跡の発掘成果を、パネルなどを用いてご紹介しました。
2017年 1月 4日(水)~ 2月 10日(金)
【コーナー展示】 干支展示:トリ
2017年の干支であるニワトリや鳥類全般を象った資料を集めてコーナー展示しました。
2016年
2016年 10月 1日(土)~ 11月 28日(月)
【クローズアップ展】 化粧 -貴人の嗜み 庶民の喜び-
エジプト・メソポタミア・シルクロードをはじめとする古代オリエント世界の化粧、そして黒化粧が特徴的な日本の伝統的な化粧について、実物やパネルで紹介しました。
2016年 7月 23日(土)~ 9月 4日(日)
【夏の特別展】 古代オリエント美術の愉しみ ーMIHO MUSEUMコレクション・エジプトから中国までー
世界的優品を多数所蔵するMIHO MUSEUMから、古代エジプトから中国に渡る逸品をお借りして、関東地方で初めて一堂に展示。たいへん多くのお客様にお越し頂きました。
2016年 6月 11日(土)~ 7月 18日(月・祝)
【クローズアップ展示】 危機に立つイラクの文化遺産
国士舘大学イラク古代文化研究所のご協力により、IS(自称イスラム国)による破壊行為が行われ、なお危機に瀕しているイラクの古代文化遺産についてパネルでご紹介しました。
2016年 4月 9日(土)~ 6月 5日(日)
【春の特別展】 世界の文字の物語 ーユーラシア 文字のかたちー
古代を中心としたユーラシア大陸各地の文字30種類以上に関する資料を一堂に展示しました。バラエティに富んだユーラシア各地の文字も、その起源を辿ればほとんどはオリエント世界に遡ります。ご好評を賜り、大変大勢のお客様にお越しいただきました。
2016年 2月 13日(土)~ 3月 27日(日)
【クローズアップ展示】 オアシスに伝わる古代エジプト ーアル=ザヤーン神殿遺跡の調査
恒例のクローズアップ展「西アジア調査報告」として、エジプトの西方砂漠ハルガオアシスにある神殿遺跡で行われた学際的な調査とその成果についてご紹介しました。
2016年1月4日(月)〜2月12日(金)
【新年特集展示】 干支展示ーサルー
新年の干支にちなみ、サルに関する館蔵品を特集したミニコーナーを設置しました。
2015年
2015年 9月 19日(土)~ 11月 8日(日)
【秋の特別展】 ギリシア考古学の父シュリーマン ー初公開!ティリンス遺跡原画の全貌ー
天理大学附属天理参考館所蔵のティリンス遺跡報告書用原画を中心に、ドイツの考古学者ハインリヒ・シュリーマンが生きた、19世紀後半の考古学の黎明期を紹介しました。天理参考館所蔵のギリシア、エジプト考古資料や天理図書館所蔵の貴重な書籍を多数展示しました。
2015年 7月 18日(土)~ 9月 6日(日)
【夏の特別展】 香りのシルクロードー古代エジプトから現代までー
「良い香り」や「いやな臭い」を人間はどのように考え、どう利用してきたのでしょうか。古代から現代にいたる様々なシーンにおける香りを紹介しました。夏休み向けに香りに関する体験教室もあり、盛況でした。
2015年 5月 30日(土)~ 7月 5日(日)
【クローズアップ展示】 デジタイズ・ワークフローにより甦る古代遺跡ー最新デジタル技術による写真の復元
半世紀前に撮影されたカラー写真の色を復元する試みです。写真家三枝朝四郎氏(故人)が東京大学イラクイラン調査団に随行して撮影した西アジアなどの遺跡写真があざやかに蘇りました。
2015年 4月 1日(水)~ 5月 17日(日)
【クローズアップ展示】 ペルシア書道へのいざない ー美しきペルシアの詩の世界ー
古代オリエント博物館自由学校「ペルシア書道教室(講師:角田ひさ子)」の講師・生徒の作品を通して、ペルシア書道を紹介する企画の第四弾。今回は特に「詩」に焦点をあてた作品が並びました。イベントも盛りだくさんでした
2015年 2月 14日(土)~ 3月 29日(日)
【クローズアップ展示】 インダス文明を掘る
毎春恒例の日本人による海外調査の紹介。今年は南アジアにクローズアップし、この数年の調査・研究で明らかになってきたインダス文明の成立・展開・衰退の歴史をパネルを中心に紹介しました。古代のビーズ製作研究に参考となる、現代のビーズ職人の製作過程のビデオやビーズの展示も好評でした。
2015年1月4日(日)〜2月13日(金)
【新年特集展示】 干支展示ーヒツジー
新年の干支にちなみ、ヒツジに関する館蔵品を特集したミニコーナーを設置しました。現代の中東の人々の暮らしに欠かせないヒツジは、古代オリエントで家畜化された動物です。
2014年
2014年9月13日(土)〜11月24日(月・祝)
【秋の特別展】 アマゾンー森に生きる人々と暮らしー
ブラジル連邦共和国アマゾン地域に生きる先住民の暮らしと豊かな文化を紹介しました。狩りや漁に使う生活道具のほか、人形や装身具、そして儀礼を彩る羽根飾りや仮面など — 熱帯の森に暮らす人々が生み出す造形と生活様式を私たちの生活と比べてみると、新しい発見があるかもしれません。
2014年7月5日(土)〜8月31日(日)
【夏の特別展】 なるほど!古代エジプトーキミも未来のエジプト学者ー
古代エジプトについて現在までにわかっていることを、そこに生きた人々の誕生から死までの一生を辿りながらご紹介し、古代エジプトを研究する面白さ、楽しさを感じていただきました。展覧会、数多くの体験イベントなど、大勢のお客様にお越しいただき大盛況でした。
2014年4月2日(水)〜6月29日(日)
【クローズアップ展示】 新収蔵品展 2008-2013
最近5年間(2008〜2013年)に新たに収蔵された資料を中心に紹介しました。いつもの常設展示を、博物館の「資料収集」という活動の一端にも触れながら楽しんでいただきました。
2014年4月26日(土)〜5月11日(日)
【クローズアップ展示】 おもしろ博物館!
ゴールデンウィークにあわせ、西アジア・中央アジアの民族衣装試着体験や、人気の土器パズル、そしてオリエント検定などを行いました
2014年2月15日(土)〜3月23日(日)
【クローズアップ展示】 西アジア発掘報告2013:ティグリス川流域の新石器時代
農耕・牧畜の開始期に関するこれまでの常識を覆す新発見が相次ぐ、トルコ南東部のティグリス川上流地域。その地域で発掘を続ける筑波大学調査団の調査成果を、パネルや模型、映像、国内所蔵の類品を使って展示しました。
2013年
2013年10月5日(土)〜12月8日(日)
【秋の特別展】 古代の楽園ー神話、来世、桃源郷・・・ー
緑あふれる花咲く南国、静謐で心穏やかな地、飲めや歌えのにぎやかな饗宴・・・ 古代の人々はどのような「楽園」を夢みたのか、それぞれの地域、時代によって異なっていたり、また共通していたりする楽園を紹介しました。
2013年7月27日(土)〜9月23日(月)
【夏の特別展】 発掘・ユーフラテスー文明を育んだ河と人々ー
古代オリエント博物館開館35周年を記念して、世界最古の文明盛衰の舞台となったユーフラテス河流域の歴史を、実際の発掘調査で出土した考古資料や、同時代の資料でご紹介しました。
2013年5月25日(土)〜6月30日(日)
【クローズアップ展示】 Art of Communication:カンガ、主張する布
インド洋交易とともに東アフリカ沿岸で発展したスワヒリ文化。このスワヒリ文化の象徴ともいえるのが美しい一枚布「カンガ」。展覧会では、カンガとスワヒリ女性の豊かな物語をご紹介しました。
2013年3月30日(土)〜5月12日(日)
【クローズアップ展示】 古代文字に託された想い:楔形文字とヒエログリフ
古代メソポタミアの楔形文字と古代エジプトのヒエログリフに焦点を当て、粘土板や彫像、石碑などに残されたそれらの文字記録から、古代オリエントの人々の世界を探っていきます。
2013年2月16日(土)〜3月24日(日)
【クローズアップ展示】 西アジア発掘報告2013:イスラエル国 テル・レヘシュ遺跡の調査
テル・レヘシュ遺跡はイスラエル北部に位置する前期青銅期時代からローマ時代にかけての遺跡です。2006年から2010年まで日本とイスラエルを中心とする国際調査団による発掘調査成果を、パネルや映像で紹介しました。
2013年1月21日(月)〜2月3日(日)
【クローズアップ展示】 ペルシア書道へのいざない
ペルシア書道研究家の角田ひさ子先生の作品と、当館自由学校「ペルシア書道教室」受講生の作品を通して、流麗で美しいペルシア書道の世界にいざないます。
2012年
2012年9月15日(土)〜11月11日(日)
【秋の特別展】 空想動物の世界—モンスターワールドへようこそ!—
人間は古代より様々な空想動物を作り出してきました。ライオンや蛇、鷲などをくみあわせたもの、人の姿と動物を合体させたものなど、それらは神々や精霊の姿であり、人々が強い祈りを寄せたものでした。
2012年7月20日(金)~9月2日(日)
【夏の企画展】 夏休みおもしろ体験!気分はツタンカーメン!
豪華な副葬品の発見で有名な、今から約3300年前の古代エジプトの少年王ツタンカーメンとその前後の時代に焦点を当てて、その時代の遺物や遺跡写真パネルを展示しました。
2012年5月26日(土)~7月16日(月)
【クローズアップ展示】 トルコ古代遺跡探訪 ― カイセリ県遺跡プロジェクト(KAYAP)と古代都市遺跡キュルテペの周辺 ―
地理情報システムや最新の測量技術を駆使した、トルコ・日本合同調査団による古代都市遺跡キュルテペ(カネシュ)を中心とする地域の遺跡分布調査の成果を、ポスターなどで展示しました。
2012年3月31日(土)~5月20日(日)
【春の特別展】 古代メソポタミア文明展 ― 平山郁夫シルクロード美術館・知の宝 ―
人類史上最古の文明が生まれたメソポタミア(現在のイラク)。現在の生活にあるほとんどのシステムが今から五千年前のメソポタミアにはすでに登場していました。
2012年2月11日(土)~3月25日(日)
【クローズアップ展示】 エジプト、アコリス遺跡の調査
日本隊が30年に渡り発掘を続けているエジプト、アコリス遺跡の調査成果を、ガラスやコプト織片といった実際の出土遺物や、多数のポスター、パノラマ映像で紹介しました。
2011年
2011年7月23日(土)〜9月4日(日)
【夏の特別展】 古代インドにぎやかアート
南アジアの地には、西アジア、エジプト、中国と並ぶ古代文明が生まれました。本展覧会では先史時代の土器文様やガンダーラ仏教美術の彫刻など、生命力に溢れる古代インドのにぎやかで豊かな「アート」に迫りました。
2011年4月2日(土)〜5月22日(日)
【春の特別展】 平山郁夫シルクロード美術館の名品 栄光のペルシア
7000年も前から独自の文化が築かれ、幾つもの王朝が栄枯盛衰したペルシア(イラン)。平山郁夫シルクロード美術館所蔵のペルシア美術の名品を通して、大いなるペルシアの歴史と輝かしい文明を紹介しました。
2011年2月19日(土)〜3月11日(金)※東日本大震災発生に伴う臨時休館のため中断
【クローズアップ展示】 西アジア海外調査速報2010:西アジア新石器時代人の生と死—筑波大学シリア国ケルク遺跡発掘調査速報—
筑波大学常木研究室がシリア北西部テル・エル・ケルク遺跡で行っている発掘調査の最新成果を、ポスター展示により紹介しました。新石器時代人の生と死とが、最古の集団墓地の調査から見えてきました。
2011年1月15日(土)〜2月13日(日)
【クローズアップ展示】 信仰と文化の集う大地 ズボリャノヴォ(北ブルガリア)
駐日ブルガリア共和国大使館の後援により、トラキア人が残したスヴェシュタリ古墳(ユネスコ世界遺産)を中心とするブルガリア北部ズボリャノヴォ保護区の文化遺産や宗教について、大型パネルを用いて展示しました。
2010年
2010年10月9日(土)〜12月19日(日)
【特別展】 古代メキシコ・オルメカ文明展〜マヤへの道
マヤ文明より以前、現在のメキシコに紀元前1500年頃に突如出現した中南米最古の文明、オルメカ文明。巨大人頭石像、精巧なヒスイ製品、マヤ暦の起源など、謎に包まれた文明についての日本初の本格的な展覧会でした。
2010年7月17日(土)~9月26日(日)
【夏の特別展】 地中海古代クルーズ オリーブとワインと…
世界史の縮図ともいえる地中海世界。その古代におけるダイナミックな交流の歴史を、オリーブとワインという地中海ならではの二つの産物を軸に、幅広く紹介しました。
2010年6月23日(水)〜7月11日(日)
【クローズアップ展示】 ペルシア書道へのいざない
ペルシア書道研究家の角田ひさ子先生の作品と、当館自由学校「ペルシア書道教室」受講生の作品を通して、流麗で美しいペルシア書道の世界にいざないます。
2010年3月20日(土)〜5月5日(水)
【クローズアップ展示】 おもしろ体験!春休み&ゴールデンウィーク
人気の土器立体パズル挑戦コーナー、アラブ民族衣装着付け体験コーナーに加え、新たに「古代オリエント検定」を始めました。大人も子供も楽しめる内容が好評でした。
2010年2月20日(土)〜5月5日(水)
【クローズアップ展示】 西アジア海外調査速報2009:パルミラの発掘最新成果—考古学調査における3次元測量の活用—
奈良県橿原考古学研究所が1991年よりシリア・アラブ共和国で実施しているパルミラ遺跡発掘調査の成果と、その調査で使用されている最新測量技術について、パネルで展示しました。
2009年
2009年12月12日(土)〜2010年2月7日(日)
【特別展】 吉村作治の新発見!エジプト展—国立カイロ博物館所蔵品と—
吉村教授率いるエジプト調査隊によるダハシュール北遺跡での夫婦・親子ミイラ奇跡の同時発見を、発見現場の興奮と共に紹介。古代エジプトの死生観やミイラ作りに関する国立カイロ博物館の至宝も展示しました。
2009年9月19日(土)〜11月29日(日)
【秋の特別展】 世界の土器の始まりと造形—ドキドキ!土器って面白い!—
世界の土器が一堂に!長らく人類の生活文化の重要な一部だった土器の起源と、芸術的にまで発展した多様な造形技術を、世界的な視点で紹介。彩文土器製作体験教室や講演会・シンポジウムなど盛りだくさんでした。
2009年8月1日(土)〜9月6日(日)
【日韓共同企画展】 ユーラシアの風 新羅へ
韓国・国立慶州博物館から慶州の新羅時代の墓から出土する資料をお借りし、国内のMIHO MUSEUM、岡山市立オリエント美術館からは西アジアの金銀器やガラス器などを借用して、新羅の黄金文化を紹介しました。
2009年5月16日(土)〜7月26日(日)
【初夏のクローズアップ展示】 遊牧の民ベドウィン—シリア沙漠に生きて—吉竹めぐみ写真展
厳しい自然のなかでたくましく生きるシリア沙漠の遊牧民。その一家族に密着し、ともに生活しながら、その生活を撮影し続ける写真家吉竹めぐみ氏の写真を展示しました。
2009年4月25日(土)~5月6日(水)
【クローズアップ展示】 ゴールデンウィーク おもしろ体験!
ゴールデンウィークにあわせて、「王や王妃に変身コーナー」や「ヒエログリフ、楔形文字で自分の名前はどんなかな」など、大人も子供も楽しめる体験コーナーを開設!
2009年2月14日(土)〜2009年3月15日(日)
【クローズアップ展示】 西アジア海外調査速報2008:ヒツジ遊牧の起源—金沢大学ヨルダン調査団の軌跡—
恒例の日本隊による西アジアの考古学調査速報。今回は金沢大学ヨルダン調査団による発掘調査を写真パネル、発掘機材、表採品、図面等によって紹介しました。
2008年
2008年10月10日(金)〜11月30日(日)
【秋の特別展】 古代エジプトの美—イギリス貴族の愛したファラオの宝箱—
英国の名門校イートン・カレッジとダーラム大学が所蔵するエジプト美術の名品。19世紀にイギリス貴族の目で選び抜かれ、英国に運ばれて愛されたエジプトコレクション約300点を展示しました。
2008年6月27日(金)〜9月28日(日)
【特別展】 吉村作治の早大エジプト発掘40年展
開館30周年記念特別展第2弾!吉村作治教授率いる早稲田大学古代エジプト調査隊が1966年から40年間にわたりエジプトで発掘してきた数多くの遺物を紹介。約3800年前の青いミイラマスクをはじめ、名品約250点を一挙公開。
2008年3月15日(土)〜5月11日(日)
【春の特別展】 平山郁夫とシルクロードのガラス展
開館30周年記念特別展第1弾として、平山郁夫シルクロード美術館蔵のガラス器によって、シルクロードの華ともいうべきガラスの魅力を紹介。平山郁夫画伯の素描もあわせて展示しました。