【クローズアップ展示】「南コーカサス地方で農耕の起源を探る」
2017年 2月 11日(土)~ 3月 26日(日) 【クローズアップ展示】 南コーカサス地方で農耕の起源を探る ―アゼルバイジャンの新石器時代―
およそ1万年前中近東で始まったムギの農耕とヒツジやウシなどの牧畜は、やがて世界中に広がっていきました。それとともに、それまで狩猟採集による遊動生活を営んでいたユーラシア大陸各地の人々は、中近東発祥の農耕牧畜という新しい生活様式を受け入れたり拒んだりしながら、その後の歴史を歩んでいったのです。
高くそびえる山岳地帯と盆地が織りなすコーカサス地方では、どのようにして農耕牧畜を受け入れ、新石器時代が始まったのでしょうか。
この展示では、2008年から続く東京大学の発掘調査によって明らかになってきたアゼルバイジャン共和国での最新の調査成果を、出土した標本資料とパネル・映像によって紹介します。
会期 | 2017年2月11日(土)~3月26日(日) |
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開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
入館料 |
一般 600円、大高生 500円、中小生 200円 (20名以上の団体割引、障害者割引あり) (小・中・高校生は土・日曜日は無料) ※ 入場料は常設展と共通となっております。 |
展示品 | 出土標本、パネル、映像資料、遺跡模型 |
共催 | 東京大学総合研究博物館 |
協力 | アゼルバイジャン共和国 国立科学アカデミー 考古民族学研究所 同附属考古民族学博物館(ファルハド・キリエフ館長) |
アゼルバイジャン共和国西部に位置するギョイテペ遺跡の遠景
ギョイテペ遺跡における発掘風景