法人名
公益財団法人 古代オリエント博物館
設立と沿革
1977(昭和52)年3月31日 | 財団設立、初代理事長・今里廣記 |
---|---|
1978(昭和53)年10月5日 | 古代オリエント博物館開館 初代館長・江上波夫 |
1985(昭和60)年6月10日 | 二代目理事長に阿部喜夫就任 |
2000(平成12)年5月24日 | 三代目理事長に新井 裕就任 |
2003(平成15)年5月14日 | 二代目館長に櫻井清彦就任 |
2006(平成18)年6月10日 | 三代目館長に岩崎卓也就任 |
2008(平成20)年6月10日 | 四代目理事長に福澤 武就任 |
2010(平成22)年6月10日 | 四代目館長に中田一郎就任 |
2010(平成22)年12月1日 | 公益財団法人に移行。初代理事長に石川博史就任 |
2013(平成25)年6月14日 | 二代目理事長に辻 聡就任 |
2016(平成28)年6月14日 | 五代目館長に月本昭男就任 |
2019(令和元)年6月6日 | 三代目理事長に伊藤一孝就任 |
2024(令和5)年6月10日 | 四代目理事長に坂爪 聡就任 六代目館長に津村眞輝子就任 |
設立の目的
古代オリエントに関する研究調査を行い、あわせて古代オリエントに関する資料を収集、保管、展示するとともに、これらを研究者の利用に供し、もって学術文化の向上発展に寄与することを目的とする。
定款(pdf)
施設
鉄筋コンクリート造、文化会館7階の一部(1,392平方メートル)を使用。 展示場650平方メートル。ミュージアムショップ、事務室、研究室、図書室、倉庫ほか。
設備
展示ケース及び収蔵庫は温度23~26℃、湿度40~60%に設定している。 消火システムはスプリンクラー及び消火器を設置。 警備システムはケース内に超音波センサーを設置し、館内には警備員、監視員を配置している。 夜間は警備員と機械警備による防犯システムを採っている。
収蔵品
西アジア、エジプト地域を中心として、旧石器時代からサーサーン朝時代までの資料約5,000点、及びシリア出土品を多数収蔵する。
組織
事務局が設置されており、総務部と研究部で組織されている。
調査研究
先史考古学、歴史考古学、美術史学、文献史学、博物館学についての研究活動を行っている。
コレクション展(館蔵品展)
古代オリエント博物館は、我が国最初の古代オリエントをテーマとする博物館として1978年に誕生。 以来、シリアなどでの海外学術調査を行い、その出土品に加えて考古、美術、歴史等の幅広い資料を展示している。
特別展示
独自の企画による企画展及びクローズアップ展示、館外から受け入れた特別展などを年3回ほど開催している。
出版物
展覧会カタログ、情報誌『ORIENTE』、『古代オリエント博物館紀要』、『Memoirs of the Ancient Orient Museum』
図書室
古代オリエント関係の図書、雑誌約20,000点を収蔵する。 閲覧は原則として研究者及び友の会会員に限っている。
友の会
古代オリエントの歴史や文化に関する教養を深め、あわせて博物館の活動に寄与してもらうことを目的に友の会が組織されている。古代オリエントの歴史・美術研究の紹介や現地調査報告などのホットニュース、特別展にちなんだ講演会などを隔月に開催している。さらに博物館の情報誌『オリエンテ』を年2回配布している。
自由学校
古代オリエントの文化や言語、美術について、もっと詳しく知りたい人を対象に講座を開設している。
キャンパスメイト制度
本制度は加入大学の学生・教職員が身分証を提示することで、当館のコレクション展および特別展に何度でも入館することができる制度である。また、加入大学学生の博物館実務実習学生を優先的に受け入れている。
キャンパスメイトのご案内(pdf)
今年度は、下記の大学に加入していただいている(五十音順)。
国士舘大学、上智大学、尚美学園大学、聖心女子大学、武蔵大学、立教大学
博物館実習
毎年、首都圏に所在する大学から、40名以上の実習生を受け入れている。
当館における学芸員館務実習について(pdf)
※2024年度の実習申込(事前面接申込)は終了いたしました。
青少年に対する学習機会の提供
青少年向けに土・日曜日のコレクション展無料入館を実施、教職員を対象に展示説明会の開催、各学校に博物館案内Blu-Rayディスク「映像でみる古代オリエントの世界」の無料貸し出しを行い、質問等には相談窓口を設置している。