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月いち!オリ博オンライン講座(2025年度前半:4月〜9月)

月いち!オリ博オンライン講座(2025年度前半:4月〜9月)

▶月いち!オリ博オンライン講座は、月に一度、原則として第3週水曜日に配信するオンライン講座です。

▶講座は、全てオンデマンドによる開催となります。動画の配信は1週間行いますので、ご都合の良い時間にご覧いただけます。

日  時

・原則として毎月一回、第3水曜日 15:00頃配信開始
・講座時間は約1時間です。
・配信日から一週間後の水曜日15:00に配信停止。
・配信期間中のお好きな時間に御覧ください。期間中は何度でもご覧になれます。  

参 加 費 ①一般:一回につき500円
②友の会会員:無料(年会費については下記参照)
申込方法

各回、事前申込制
お申し込みは、各講座のイベント管理サイト「Peatix」イベントページで受け付けます。
※はじめてPeatixをご利用される方は、アカウントの作成が必要となります。くわしくは こちら をご確認ください。

▶申込開始
原則として講座日の一ヶ月前(前月の第3水曜日)正午より

▶申込締切
配信最終日(第4水曜日)の13時まで

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■友の会入会のご案内

博物館への来館数が多く、またオンライン連続講座や自由学校、オリ博講演会などの講義をご受講される方(ご検討中の方)は、お得な友の会へのご入会をおすすめいたします。
【その他会員特典】入館料(特別展含む)無料、情報誌「ORIENTE」の無料配布、グッズ割引など。

※ご入会方法など、詳しくは オリ博WEB「友の会のご案内」をご覧ください。


※尚、これまでご提供しておりました「月いち!オリ博オンライン講座 年間パスポート」につきましては、利用状況を踏まえた検討の結果、2024年度をもちまして終了させていただくこととなりました。長らくご愛顧いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
今後は、当館の「友の会」制度をご活用いただけましたら幸いです。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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■2025年度前半講座のご案内(4月〜9月)  

4/16(水)  
「農耕以前の一大変化ー食べ物よりも注目すべきものとはー」

講師:三宅 裕(筑波大学人文社会系 教授)

ギョベックリ・テペやカラハンテペなど、トルコ南東部では新石器時代の見方を大きく変えるような発見が相次いでいます。自身の調査も含め、最新の発掘調査の成果を基に、農耕の開始以前に何がおこっていたのか解説します。

[講師紹介]栃木県出身。西アジア先史時代の社会について、ハッサンケイフ・ホユック遺跡やチャクマックテペ遺跡など、トルコでの発掘調査を進めながら研究している。共著書に『古代文明アンデスと西アジア 神殿と権力の生成』(朝日新聞出版)など。

申込開始:3/19(水)正午
申込締切:4/16(水)13時 
動画配信停止時間:4/16(水)15時

お申し込み開始までお待ちください


発掘調査が進むギョベックリ・テペ遺跡
(講師撮影)

5/21(水)
「アッシリアの宮殿と芸術」

講師:渡辺 千香子(大阪学院大学国際学部 教授)

前一千年紀に栄えたアッシリアは、強大な軍事力を背景に西アジアにおける覇権を確立しました。主要な歴史的事件は、王 碑文等に記録されただけでなく、宮殿壁面を飾る浮彫彫刻にも表現されました。この講座ではアッシリアの宮殿建築と芸術について扱います。

[講師紹介]福島県出身。アッシリア学・メソポタミア美術史の研究に携わる。著書に『世界美術大全集東洋編第16巻』(共著、小学館 2000)、『図説メソポタミア文明』前川和也編著(共著、河出書房新社 2011)など。


申込開始:4/16(水)正午
申込締切:5/21(水)13時 
動画配信停止時間:5/21(水)15時

お申し込み開始までお待ちください


矢を射るアッシュルバニパル王(前668~631年頃)
(講師撮影)

6/18(水)
「先史時代東南アジアの海を渡ったヒトとモノ」

講師:深山 絵実梨(金沢大学 古代文明・文化資源学研究所 客員研究員)

古来より東南アジアでは活発な海域ネットワークが興隆し、様々なヒトやモノが往来しました。本講座では、特に金属器時代(前500 年ころ~西暦紀元前後)の広域分布遺物を中心に取り扱い、ダイナミックな海の世界を概観します。

[講師紹介]専門は東南アジア先史考古学、特に海域ネットワークの研究をおこなう。ベトナムやミャンマー、フィリピンの先史遺跡の発掘調査に携わる。著書に『東南アジア先史時代の海域ネットワーク-南海の耳飾-』(雄山閣 2021年)。


申込開始:5/21(水)正午
申込締切:6/18(水)13時 
動画配信停止時間:6/18(水)15時

お申し込み開始までお待ちください


ベトナムの海岸から南シナ海を臨む
(講師撮影)

7/16(水)
「古代地中海世界の金箔ガラス」

講師:藤井 慈子(ヘレニズム~ローマ・ガラス研究家)

本講座では、ヘレニズムから初期ローマの金箔ガラスについて、海外の最新研究動向や截金師・並木秀俊氏との再現研究をご紹介します。金箔は時には細 く切って文様や意匠に(=截金の起源)、時には彩色の上にハイライト的に、時には二層のガ ラスの間に貼られ、輝きを放ちました。

[講師紹介]ヘレニズムからローマ時代の地中海世界のガラス製品とその意匠を研究。イタリアを拠点に世界7カ国で資料の実見調査を行い、主に国際ガラス史学会(AIHV)でその成果を発表。2023年、截金師の並木秀俊氏と大英博物館で招待発表。


申込開始:6/18(水)正午
申込締切:7/16(水)13時 
動画配信停止時間:7/16(水)15時


お申し込み開始までお待ちください


並木秀俊氏による南イタリア、カノーサ出土碗の金箔(截金)装飾再現
(共同研究者の並木秀俊氏による提供)

8/20(水)
「ガラスが語るシルクルードの東西交流」

講師:小寺 智津子(駒澤大学・国士舘大学 非常勤講師)

東アジアの遺跡からは、多くの西方で作られたガラス製品が出土しています。本講座では、これらガラス器やその副葬された 墓などをとりあげ、シルクロードの東西交流や、ガラスが古代社会に与えた影響を読み解いていきます。

[講師紹介]愛知県出身。専門はガラスの考古学。アジア各地の古代ガラスを考古学的に研究することにより、シルクロードの東西交渉や、古代アジア社会の交流の解明に取り組んでいる。著書に『ガラスの来た道 古代ユーラシアをつなぐ輝き』」吉川弘文館2023、『ガラスが語る古代東アジア』同成社2012など。


申込開始:7/16(水)正午
申込締切:8/20(水)13時 
動画配信停止時間:8/20(水)15時

お申し込み開始までお待ちください


ガラス製押し型押し型文杯(東京個人蔵)

9/17(水)
「分銅から読み解く古代の商業活動」

講師:常木 麻衣(古代オリエント博物館 共同研究員)

古代の西アジア地域では、商人の活動が活発に行われていました。 取引の際に、モノの重さを量るために使われていたのが分銅です。本講座では、分銅の重さの違いを通して地域ごとの特徴を探り、商人の商業活動の実態に迫ります。

[講師紹介]埼玉県出身。専門は西アジア考古学。紀元前2千年紀の商業活動に関心を持ち、調査を進めている。近年は、メソポタミアにおける分銅の研究に取り組む。


申込開始:8/20(水)正午
申込締切:9/17(水)13時 
動画配信停止時間:9/17(水)15時

お申し込み開始までお待ちください


オウシーア遺跡から出土した分銅
(©国士舘大学イラク古代文化研究所)


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  • パルミラ遺跡写真アーカイヴ

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午前10:00~午後5:00
(入館は午後4:30まで)
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