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月いち!オリ博オンライン講座(2023年度前期)

月いち!オリ博オンライン講座(2023年度前期)

▶月いち!オリ博オンライン講座は、月に一度、原則として第3週水曜日に配信するオンライン講座です。

▶講座は、全てオンデマンドによる開催となります。動画の配信は1週間行いますので、ご都合の良い時間にご覧いただけます。

日  時

原則として毎月一回、水曜日 15:00頃配信開始

オンライン開催のため、事前にお申込みされた方に限り、開催日より1週間以内を目途として後日視聴可能です。   

参 加 費 ①一般:500円、②友の会会員:無料、③年間パスポート会員:無料
申込方法

各回、事前申込制
お申し込みは、各講座のイベント管理サイト「Peatix」イベントページで受け付けます。
※はじめてPeatixをご利用される方は、アカウントの作成が必要となります。くわしくは こちら をご確認ください。

▶申込開始
原則として講座日の一ヶ月前(前月の第3水曜日)正午より

▶申込締切
配信最終日(第4水曜日)の13時まで

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■「年間パスポート」のご案内
(販売:2023年11月まで)

月いち!オリ博オンライン講座、またはオリ博講演会のいずれかに6回以上ご参加される方は、年間パスポート(3,000円)のご購入をおすすめいたします。ご購入後に配信される2023年度の「月いち!オリ博オンライン講座」と「オリ博講演会(不定期)」を全てご受講いただけます。
2022年度の年間パスポートは、下記の講座(2023年4月以降)では無効です。2023年度講座にご参加の際に改めてご購入下さい。
※配信期間が終了している講座については視聴できません。
※他のオリエント講座の参加もご検討の方は、お得な友の会へのご入会(年会費5,000円[10/1からは会費2,500円])をおすすめいたします。

年間パスポートその他特典
その1 博物館入館料2割引(何度でも)!
その2 ウェブショップでのグッズ割引クーポン(1枚)プレゼント!
※その他割引やサービスとの併用は不可となります。

購入方法
チケット販売サイト「Peatix」で販売いたします。各講座のPaetixイベントページをご確認ください。
パスポートをご購入いただいた方へは、年間パスポートチケット(電子発行)をメールに送付します。チケットに記載されている番号は、講座申込に必要です。

注意事項
・年間パスポートは、「月いち!オリ博オンライン講座」「オリ博講演会」が対象となります。
・講座のお申し込みはお1人様につき1回ずつまでとさせていただきます。
・年間パスポートカードはお一人様につき1枚の発行となり、複数人での利用はできません。
・チケットの複製、SNS等での公開や転用はご遠慮ください。


■友の会入会のご案内

「メソポタミア文化史入門」「自由学校」などの講義をご受講される方(ご検討中の方)は、お得な友の会へのご入会をおすすめいたします。
【その他会員特典】入館料(特別展含む)無料、情報誌「ORIENTE」の無料配布、グッズ割引など。

※ 「年間パスポート」と「友の会」のどちらがご自分に向いているかなど詳しくは、 オリ博WEB「友の会のご案内」をご覧ください。

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■2023年度前期講座のご案内

4/19(水)  
「ウルク時代:国家と文字の誕生」

講師:柴田 大輔(筑波大学人文社会系教授)

 紀元前四千年紀、南イラクの古代都市ウルクにおいて人類史の革命が起こった。「人類最古の国家」とも呼ばれる大きな共同体が成立し、文字も発明された。人類の「歴史時代」が幕を開けたのである。講義では、このウルクにおける最古の国家と文字について紹介する。

[講師紹介]ハイデルベルク大学博士課程修了。Dr.phil. 専攻は古代メソポタミア史、楔形文字学。主な著書にŠuʾila Die sumerischen Handerhebungsgebete aus dem Repertoire des Klagesängers (Harrassowitz Verlag)、共著にOxford History of the Ancient Near East Volume IV (Oxford UP)など。 

申込開始:3/15(水)正午
申込締切:4/26(水)13時 
動画配信停止時間:4/26(水)15時

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古代ウルク領主の像(ウルク出土)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Priest-king_from_Uruk,_Mesopotamia,_Iraq,_c._3000_BCE._The_Iraq_Museum.jpg

5/17(水)
「西南アジアの石製ビーズをめぐる民族考古学的研究」

講師:遠藤 仁(大東文化大学東洋研究所 兼任研究員)

インダス文明以前より様々な石材を用いてつくられていたビーズ。それは現在でもインドやパキスタン、ミャンマー等で職人の手によりつくられており、それらの製作技術と遺跡出土品の分析から古代のビーズ製作技術を復元する。

[講師紹介]静岡県出身。専門は考古学、南・西アジア地域研究。インドやエジプト、シリア、ヨルダンの発掘調査に従事するほか、インドやパキスタン、ミャンマー、サウディアラビア、エジプトで現在の様々な職人の調査も行っている。


申込開始:4/19(水)正午
申込締切:5/24(水)13時 
動画配信停止時間:5/24(水)15時

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インド西部グジャラート州の町で現在もつくり続けられている様々な石製ビーズ(講師撮影)。

6/21(水)
「古代エジプト最後の神官たち」

講師:坂本 翼(京都大学学術研究展開センター 特定専門業務職員)

 古代エジプト文明を象徴するヒエログリフは紀元後394年を境に姿を消す。その時、何が起きていたのか。この問題意識を議論の出発点として、文明終末期を生きた神官たちの実像を探る

[講師紹介]千葉県出身。専門はスーダンの考古学。特に紀元前3世紀から後4世紀のヌビアに栄えたメロエ王国の歴史を専門とし、近年は古代エジプト文明との交流史にも関心を寄せている。共訳書に『古代エジプト人名事典』(柊風舎)。 


申込開始:5/17(水)正午
申込締切:6/28(水)13時 
動画配信停止時間:6/28(水)15時

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最後のヒエログリフが刻まれた壁面
(写真:Olaf Tausch/CC BY-SA 3.0) https://en.wikipedia.org/wiki/Graffito_of_Esmet-Akhom#/media/File:Agilkia_Esmet-Achom_02.jpg

7/19(水)
「「私たちの獲物」から「うちのヒツジ」へ:西アジアにおける家畜飼育の開始」

講師:本郷 一美(総合研究大学院大学先導科学研究科准教授)

 西アジアにおける家畜の起源に関する研究は、動物考古学の研究手法や理論の発展にも寄与してきた。家畜偶蹄類の飼育は約1万年前に始まり、やがて世界中に西アジア起源の家畜が広がった。家畜化初期のヒトと動物の関係の変化や家畜の伝播についてお話しする。

[講師紹介]トルコ南東部の新石器時代(紀元前9500-5500年ごろ)の遺跡で、出土動物骨から 動物利用の変化、家畜化の過程を研究している。そのほかヨルダン、イラン、モンゴル、ベトナム、日本の遺跡出土の動物骨の分析を行った。


申込開始:6/21(水)正午
申込締切:7/26(水)13時 
動画配信停止時間:7/26(水)15時

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ヒツジの放牧(トルコ・バットマン2019年)
講師撮影

8/16(水)
「古代ユーラシア草原世界と動物のかかわり」

講師:荒 友里子(愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター・研究員)

馬に乗り家畜を管理しながら広大な範囲を移動する騎馬遊牧民が生まれたユーラシア草原地帯は、人間社会における動物の歴史を考える上で注目すべき地域の一つである。本講義では、動物にまつわる考古遺物を紹介しながら、古代ユーラシア草原の人々と動物のかかわりを概観する。

[講師紹介]神奈川県出身。専門は中央ユーラシア考古学。現在はカザフスタンで青銅器時代遺跡の発掘調査に携わっている。特に金属生産や家畜利用に着目して青銅器時代社会の研究に取り組む。著書に『ユーラシアの大草原を掘る―草原考古学への道標』(分担執筆、勉誠出版 2019)などがある。


申込開始:7/19(水)正午
申込締切:8/23(水)13時 
動画配信停止時間:8/23(水)15時

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カザフスタン共和国タムガル峡谷の岩絵
講師撮影

9/20(水)
「古代エジプトの動物崇拝」

講師:清水 麻里奈(日本学術振興会特別研究員DC)

古代エジプト後期の宗教活動には、動物をミイラ化するという慣行がある。本講義では、古代エジプト最後の王朝であるプトレマイオス朝の「動物崇拝」に焦点を当てて、なぜ莫大な動物ミイラがつくられたのかに迫る。

[講師紹介]大阪府出身。2020年から名古屋大学大学院博士後期課程に在学し、現在は日本学術振興会特別研究員(DC2)、ドイツ・ベルリン自由大学の客員研究員。専門は古代エジプト文明後期の宗教で、プトレマイオス朝時代にエジプトの民間信仰がどのような変容を遂げたのかを研究している。


申込開始:8/16(水)正午
申込締切:9/27(水)13時 
動画配信停止時間:9/27(水)15時

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中エジプト、トゥナ・エル=ジェベル出土の動物ミイラ
講師撮影

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開館時間
午前10:00~午後4:30
(入館は午後4:00まで) ※当面のあいだ
休館日
展示週間中は無休
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