【友の会講演会】「シュリーマンとギリシア先史考古学の誕生」
2015年10月3日(土) 【友の会講演会】秋の特別展関連イベント シュリーマンとギリシア先史考古学の誕生
トロイアやミケーネでの発掘により、ギリシア考古学の創始者としての名声を不朽のものとしてきたシュリーマンについては、近年さまざまな視点からの見直しが進められています。
この講演では、彼をめぐる伝記的事実や、同時代の人々による彼の業績に対する評価などに幅広く目配りしながら、この孤高の考古学者の素顔に迫りたいと思います。(講師・記)
日時 | 2015年10月3日(土) 13:30~15:00 |
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場所 | 池袋サンシャインシティ文化会館7階会議室 710室 |
講師 | 周藤 芳幸 (名古屋大学文学研究科 教授) |
参加費 |
500円 (古代オリエント博物館友の会会員は無料) ※事前申込は不要です。 |
講師プロフィール
周藤 芳幸(すとう よしゆき)
名古屋大学文学研究科・附属人類文化遺産テクスト学研究センター 教授
1962年生。1992年 東京大学大学院 人文科学研究科 博士課程 単位取得満期退学。
博士(文学)。
専門分野は古代ギリシア史、東地中海文化交流史。
主な著書に『ナイル世界のヘレニズム エジプトとギリシアの遭遇 』(名古屋大学出版会、2014年)、『古代ギリシア 地中海への展開』(京都大学学術出版会、2006年)、Akoris 1: Amphora Stamps 1997-2001(Nakanishi Printing Co.,Ltd. , with Hiroyuki Kawanish, 2005年)、『物語 古代ギリシア人の歴史 ーユートピア史観を問い直すー』(光文社新書、2004年)、『ギリシアの考古学』(同成社、1997年)。訳書に『シュリーマン 黄金と偽りのトロイ』(デイヴィッド・トレイル著、澤田典子・北村陽子との共訳、青木書店、1999年)。