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【友の会講演会】「古代エジプトの聖なる丘を掘るーアブ・シール南丘陵遺跡の発掘調査ー」

2014年 7月 6日(日) 【友の会講演会】 古代エジプトの聖なる丘を掘る
 ーアブ・シール南丘陵遺跡の発掘調査ー

 早稲田大学古代エジプト調査隊(隊長吉村作治早大名誉教授)は、1991年より文部科学省科学研究費の助成を得て、カイロ近郊のアブ・シールの南方に位置する丘陵において発掘調査を継続してきました。これまでの発掘調査で、エジプト王朝時代の初めからグレコ・ローマン時代までの約3000年間に断続的に活動のあった「聖なる丘」であったことが明らかとなりました。これまでに、エジプト最古級の大型石造建造物である石積み遺構、大ピラミッドの建造者クフ王の名前を刻んだライオン像やライオン女神像を納めた岩窟遺構、未盗掘で発見された新王国時代第18王朝初期の集団埋葬、第18王朝のアメンヘテプ2世、トトメス4世に関連する日乾煉瓦遺構、そして第19王朝のラメセス2世のカエムワセト王子の葬祭殿とその娘イシスネフェルトの墓などの重要な遺構が発見されています。
 講演では、これらの重要な発見のいくつかを紹介しながら、発掘現場主任が発掘調査によって新しく塗り替えられる古代エジプト史の面白さをわかりやすく解説します。

日時 2014年 7月 6日(日) 13:30~15:00
場所 サンシャインシティ文化会館 7階会議室710室
講師 河合 望(早稲田大学高等研究所 准教授)
参加費 500円 
※2014年夏の特別展「なるほど!古代エジプト」の半券提示(使用済・使用前不問)で無料になります
※当館友の会会員の方は無料

※当館の友の会会員でない一般の方も、参加できます。事前予約は必要ございませんので、当日会場までお越しください。

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(入館は午後4:30まで)
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